Adjustでは自動的にリターゲティングキャンペーンをサポートします。正常にリエンゲージメントされた後アプリにアクセスするユーザーをリアトリビュートします。リターゲティングキャンペーンの設定は他のキャンペーンと基本的に同様ですが、いくつか細かい違いがありますのでこのガイドで説明します。

リターゲティング キャンペーンは、アプリをすでに使用しているユーザーの一部または全員をターゲットとしています。つまり、これはadjustによる分析がこのユーザー群に対してすでになされており、オーガニックもしくはトラフィックソースにアトリビュートされています。これらのユーザーは新しいセグメントに_リアトリビュートされます_。

1リターゲティングキャンペーンの設定

リターゲティングキャンペーンは通常のキャンペーンと同様に設定できます。広告の遷移先としてトラッカーのリンクを置いてください。Adjustは流入してきたユーザーをリターゲティングキャンペーンにアトリビュートします。

次の点について特にご注意ください。

  • マーケティングキャンペーンからリエンゲージされた非アクティブなユーザーは_リアトリビュートされます_。初めのキャンペーンもしくはオーガニックと同様に、既存のセグメントからリエンゲージされたキャンペーンに移ります。

  • リアトリビューションはユーザーが_リアトリビューションウィンドウ_で指定される特定の期間非アクティブだった時のみ起こります。デフォルトでは、ユーザーがリアトリビュートされるには最低7日間非アクティブである必要があります。必要に応じてリアトリビューションウィンドウを設定してください。

  • キャンペーンからのリアトリビューションをトラッキングするには、キャンペーンURLにデバイスIDを入れる必要があります。デバイスIDが追加されることをネットワークに確認してください。 iOSではIDFAがデバイスIDにあたります。

https://app.adjust.com/f0ob4r?idfa=<idfa>

Androidでは、Google Playストア広告主IDです。

https://app.adjust.com/f0ob4r?gps_adid=<gps_adid>

利用可能なデバイスIDパラメータについて、詳しくはこちらをご覧ください。

  • リターゲティングキャンペーンでは通常ディープリンクを用います。ディープリンキングについて詳しくはこちらをご覧ください。

  • リアトリビュートされたユーザーはインストールコールバックではなく_リアトリビューションコールバック_を呼び出します。コールバックについて詳しくは下記をご覧ください。

2既存ユーザーのアトリビューション

アプリをすでにインストールしているユーザーは特定のセグメントにすでにアトリビュートされており、これは別の有料広告チャンネルもしくはオーガニックでの獲得です。これらのユーザーをリターゲティングもしくはリエンゲージメントする場合、リエンゲージメント後のユーザーの動きを分析するといいでしょう。このため、これらのユーザーは別のセグメントに_リアトリビュート_されます。

特定期間非アクティブだったユーザーが—非アクティブ期間—リアトリビューションウィンドウで設定されたアプリに戻ってくる前に、Adjustでトラッキングされているソースにリエンゲージしてきた時、自動的にリアトリビューションされます。

3ディープリンク

アプリがデバイスにインストールされていない場合、リターゲティングキャンペーンでAppストアへのフォールバックを使ってアプリに直接リンクすることができます。”deep_link”パラメータを追加することで、AdjustにカスタムURLスキームを開くよう指示することができます。

https://app.adjust.com/f0ob4r?deep_link=myapp%3A%2F%2Fprod_view%2Fid%3D9001

デバイスがこのURLを開けない場合、ストアのアプリが代わりに開きます。ディープリンキングについて詳しくはディープリンキングガイドをご覧ください。

4コンバージョンのレポート

Reattributions in the Adjust dashboard

ダッシュボード上では他のキャンペーンと同様にリターゲティングキャンペーンのクリック、インストール等すべてを確認できます。正常にリターゲティングされたユーザーは、かつてアトリビュートされたトラッカーに対して新たな動作を追加することはありません。正常にリターゲティングされた新しいトラッカーにユーザーがアトリビュートされることがダッシュボード上で分かります。

コールバックAPIは通常ネットワークパートナーや他のパートナーに対して使われます。コールバックURLパラメータを追加して使うことができ、これはコンバージョンを起こすポストバックURLを指定します。詳しくはネットワーク連携ガイドをご確認ください。

4.1リアトリビューションのコールバック

リアトリビューションはインストールコールバックではなく_リアトリビューションコールバック_を呼び出します。通常のUAキャンペーンがネットワークパートナーにインストールコールバックを呼ぶのに対し、リターゲティングに使うパートナーにはリアトリビューションコールバックを使う必要があります。

リターゲティングキャンペーンは多くの場合スペシャルパートナーと共に動作します。これらはAdjustダッシュボードで明確に設定されるため、”スペシャル”であると言えます。すでにダッシュボード上でパートナーを設定済みの場合は、それ以上の設定は必要ありません。詳しくはスペシャルパートナーガイドをご覧ください。

リターゲティング用のパートナーがスペシャルパートナーとして設定されていない場合、それらのエンコード済みコールバックをURLパラメータとして付与する必要があります。このURLパラメータはreattribution_callbackconversion_callbackのどちらかであり、前者はリアトリビューション専用、後者はリアトリビューションと新規インストールの両方に用いられます。詳しくはネットワーク連携ガイドをご確認ください。

4.2非アクティブ期間の設定

デバイスがリアトリビュートされるかどうかは、そのデバイスの非アクティブ期間(休眠期間)の長さによります。通常リアトリビューションとは、最低7日間連続して非アクティブ期間の日数を経たユーザーが、広告経由でアプリを起動した場合を指します。

アプリの非アクティブ期間は、ユーザーがリアトリビュートされるために必要な経過時間数を決定します。Adjustのデフォルト設定は7日間です。

リエンゲージメントキャンペーンの目的は、非アクティブユーザーへの訴求だけではありません。例えば、アクティブユーザーをターゲットにして、課金イベントを増加させたり、非アクティブ期間が7日間未満であるユーザーを再度呼び込むキャンペーンなどがあります。

こういった施策の場合、アプリのリアトリビューションとユーザーの休眠期間を調整することができます。ダッシュボードのアプリ設定より、その他の設定 > アトリビューション設定 > リアトリビューションと進んでください。

非アクティブ期間を短く設定すると、より多くのユーザーがリアトリビュートされることになります。セグメントやユーザーの分析精度を損なわないために、期間を短くする場合は、特定のキャンペーンに対してのみ行ってください。

インストール後のユーザーを直ちにリエンゲージメントしたい場合や、非アクティブ期間を極端に短く設定したい場合は、非アクティブ期間を短く設定を必ずご参照ください。

アトリビューションウィンドウの設定についてはこちらをご覧ください。

4.3非アクティブ期間を短く設定

時には、リアトリビューションを即有効化したい場合(例えばファネルに入ったユーザーを次のフェーズへとすぐに誘導したい場合)があると思います。

同じアプリのセッション内でユーザーをリアトリビュートする場合は、SDK 4.11.4 以降が実装されていることが必要です。それ以前のバージョンでは、最初のセッションを行ったユーザーのみがリアトリビュートされます。新しいセッションは、30分間の非アクティブ期間が経過した後に開始されます。

非アクティブ期間を0に設定すると(0日間の休眠期間)、ユーザーがリアトリビュートされるために非アクティブである必要がなくなるため、過剰なリアトリビューションを引き起こす恐れがあります。例えば、ユーザーがアプリをインストールした1時間後にウェブサイトに戻り、そのページのトラッカーをクリックすることによって、ディープリンクを介してアプリに戻ってきたと仮定します。この場合、ユーザーは本来の獲得ソースから除外され、ウェブサイトにリアトリビュートされるため、ウェブサイトのトラッカーのリアトリビューションを無効化することを推奨します。

パラメータrt=0を追加すると、特定のトラッカーのすべてのリアトリビューションを無効化できます。

  1. リアトリビューションを無効化したいソースのために、新規トラッカーを作成、もしくは既存のトラッカーを使用します。ここでは、例としてf0ob4rを使います。

    https://app.adjust.com/f0ob4r
    
  2. トラッカーを広告内やウェブサイトに使用する前に、このURLをコピーしてrt=0パラメータを追加してください。
    https://app.adjust.com/f0ob4r?rt=0
    
  3. これで、ユーザーのリアトリビューションを無効化したい場合にこのトラッカーを使うことができます。Adjustはこのrt=0 を認識して、これらのリアトリビューションを無効とします。を認識し、これらのリアトリビューションを無視します。