トラッカーはキャンペーントラッキングの根幹であり、不可欠な要素です。Adjustはトラッカーを2つの目的で使用します。1つはアプリへのリンクを提供するため、もう1つはユーザーの分析行えるようユーザーをセグメント分けするために使用します。

Adjustを使用して追跡するキャンペーンを設定する際に、トラッカーを1つ以上作成します。これらのトラッカーによって、デフォルトでは、ユーザーはアプリをダウンロードできるApp Storeのページにリダイレクトされます。トラッカーを自由に変更して、他の場所にリダイレクトさせたり、動的URLを使って様々な場所にリダイレクトさせたり、ネットワークから拡張データを取得することもできます。

このガイドでは、以下の項目を説明します。

  • トラッカーの設定方法
  • ユーザーを様々な場所に誘導またはリダイレクトする方法
  • キャンペーンの効果を分析するために有用なセグメントを作成する方法
  • キャンペーン構造を計画・実装する方法

1用語解説

  • トラッカー
    キャンペーンを構成する基本要素。ダッシュボードで作成する。
  • パラメータ
    トラッカーの挙動を変更するためにトラッカーURLに付加する追加要素。
  • クエリ文字列
    パラメータをすべて組み合わせたもの。
  • トラッカーURL
    ドメインとクエリ文字列を記述して完成するリンク全文。
  • トラッカーID
    ドメインの後、クエリ文字列の前に挿入される6文字のコード

2トラッカー構造の事前計画

このセクションでは、ソースを計画・整理する方法について説明します。この方法をすでによくご存じの場合は、キャンペーン構造パラメータのセクションまで飛ばしていただいて構いません。

それぞれのトラッカーは、共通のソースを共有するユーザーのグループを表しています。これにより、異なるソース同士を比較して最適化することができます。これらのグループをさらに細分化して、どのパブリッシャー、アフィリエイト、キーワードが一番効果的に機能しているかを厳密に確認することもできます。

例えば、Facebookでキャンペーンを実行すると、Facebookから来訪するユーザー全員が、Facebookインストールのトラッカーで分類されます。最上位レベルのトラッカー同士を比較すると、このFacebookから来訪したユーザーと、オーガニック ユーザーまたは他のネットワークから来訪したユーザーを比較することになります。

Facebookインストールのグループは、Facebookダッシュボードで設定したFacebookキャンペーンごとに細分化され、広告グループごとにさらに細分化されます。これにより、Facebook全体を比較するだけでなく、どの広告グループが最も優れたユーザーを引き寄せているかを正確に把握できます。

2.1トラッカーの階層を使用したユーザーのセグメント分け

上述のFacebook設定と同じように、それぞれのソースにセグメントを設定できます。Adjustトラッカーを使えば、以下の4段階でユーザーをセグメント分けすることができます:

  • ネットワークレベルのトラッカーは、ダッシュボードで作成する最上位のセグメントです。
  • キャンペーンレベルのトラッカーは、ダッシュボードでネットワーク セグメントのすぐ下に表示される2番目のセグメントです。
  • 広告グループレベルのトラッカーは、3番目のセグメントです。
  • クリエイティブレベルのトラッカーは、4番目のセグメントです。

最上位レベルのネットワークトラッカーは常に手動で作成しますが、その他の3つのレベルはキャンペーン構造パラメータを使用して自動的に作成することができます。

分析やキャンペーンに最適な方法でトラッカー構造を自由に計画・整理できます。様々なクリエイティブを分析することに意義があると考える顧客もいれば、クリエイティブがプレースメント(広告の表示位置)ほど重要ではない顧客もいます。あるいは、この両方を選択して、構造化し、優先度付けすることが必要な顧客もいます。

計画なくしてトラッキングは行えません。新規キャンペーンや新規トラフィックソースを設定する際、次のような視点から検証を行うとよいでしょう。

  • このソースはどのような構造になっているか?
  • 最適化するにはどのような選択肢があるか?
  • キャンペーンの目標は何か?

優れた構造は、将来の変化や変更に対応できるよう構築されています。特定のクリエイティブやターゲットを追跡するつもりが今のところなくても、その余地を残しておく価値はあります。気が変って、構造を異なる状況に合わせたくなることも考えられます。

例えば、アフィリエイトネットワークと連携していて、パブリッシャーIDの追跡を検討している場合、通常だとこのIDには最小単位でのグループ分けを行いますが、他に様々なオファー、キャンペーンなどのより大きなグループを間の階層に追加することもあります。現在実行中のオファーが1種類だけだとしても、翌月に別のオファーを追加する場合は、オファーの種類を増やしたいと思うかもしれません。

ごく数名のユーザーを対象としたトラッカーを作成することは控えてください。統計分析では、十分な人数のユーザーを対象に分析を行うのが最も効果的です。目安としては、どのようなトラッカーでも、少なくとも数十名のユーザーが含まれるように作成しましょう。

2.2キャンペーン構造パラメータを使用してユーザーを動的にセグメント分けする

キャンペーン構造パラメータは、サブトラッカーを新規作成するためにURLに追加できるラベルの組み合わせです。これにより、ユーザーが広告をクリックする際に利用可能なデータを使用して、新しいトラッカーを臨機応変に作成できます。これは、ウェブ上のでUTMパラメータの挙動に似ています。

例えば、ダッシュボードで「AdNetwork」というトラッカーを作成すると、以下のようなURLになります。

https://app.adjust.com/abc123

このURLに、以下のように「campaign」パラメータを追加して、ユーザーを異なるキャンペーンにセグメント分けすることができます。

https://app.adjust.com/abc123?campaign=CAMPAIGN_1

「campaign=CAMPAIGN_1」パラメータのあるURLをクリックしたユーザーは、最上位の「AdNetwork 」ネットワークトラッカー内の「CAMPAIGN_1」サブレベルに割り当てられます。

キャンペーンレベル、広告グループレベル、クリエイティブ レベルのトラッカーには、campaignadgroupcreativeといったそれぞれに対応したキャンペーン構造パラメータがあります。これらすべてを追加すると、以下のようなURLになります。

https://app.adjust.com/abc123?campaign=CAMPAIGN_1&adgroup=ANY_NAME&creative=REPLACE_ME

このURLにより、ダッシュボードで「広告ネットワーク > CAMPAIGN_1 > ANY_NAME > REPLACE_ME」と表示されるセグメントが作成されます。

さっそくお試しください!クリックもインストールと同様にセグメント分けされるため、ブラウザでこのままテストすることができます。

2.3メディア パートナーのデータを使用した動的なセグメントの生成

メディア パートナーは、多くの場合、パブリッシャーID、キャンベーン詳細などに関するデータを提供しています。トラッカーURLの3つのパラメータのうちいずれかを経由してこれらのデータを送信できます。

プレースホルダを使用することで、メディア パートナーは1種類のクリックURLを使って、パラメータに正しい値を自動的に割り当てることができます。プレースホルダはパートナーごとに異なりますが、{publisher_id}[creative_name]などのように、普通はかっこで区切られています。このようなかっこで囲まれた文字は、パートナーの広告サーバーによって正しい値に自動的に置き換えられます。

https://app.adjust.com/abc123?creative={creative_name}

メディア パートナーが{creative_name}プレースホルダに対応していれば、正しいクリエイティブ データがクリエイティブ パラメータに入力されます。これにより、Adjustがクリエイティブごとにトラッカーを自動的に作成できるようになります。

どのデータが利用できるかについては、メディア パートナーにご確認ください。そうしたデータの取得方法について質問があれば、support@adjust.comまでお気軽にお問い合わせください。

2.4キャンペーン構造パラメータの優先規則

パラメータに入力されたデータはできる限りすべて使用されますが、論理的で一貫性のあるトラッカー構造が優先されます。考慮すべきルールは以下の2つです。

トラッカーURLは常にパラメータの値に優先される。

あるURLに誘導されるトラフィックは、主にそのURLに割り当てられ、パラメータのデータに競合が生じない場合にそのデータが追加されます。例えば、広告グループ レベルのトラッカーを使用してキャンペーン パラメータを追加すると、パラメータの方が無視されてトラフィックは広告グループに割り当てられます。

したがって、ネットワーク レベルのトラッカーは、階層内のどの下位レベルのデータも受信できますが、広告グループレベルのトラッカーはクリエイティブ レベルのデータ取得しか許可しません。クリエイティブ レベルのトラッカーは最下層のセグメント分けに使用されるため、URLからの構造データの取得を許可しません。

空白のパラメータは不明なパラメータとして許可される。

中間レベルのパラメータを空白のまま記述しても、このデータは以下のように、下位レベルのパラメータに使用されます:

https://app.adjust.com/f0ob4r - campaign-level tracker
https://app.adjust.com/f0ob4r?creative={publisher_id} - campaign-level tracker with creative, but not adgroup data

この場合、データは不明な広告グループとしてキャンペーンとトラッカーに割り当てられます。他のサブレベルでデータがある場合、不明なレベルはダッシュボードに「不明」と表示されます。

ベスト プラクティスのセクションで説明しているように、将来の使用を考えて中間レベルのパラメータを空白にしておくことが賢明な場合もあります。

同様に、不明な広告グループのある特定のキャンペーンにトラフィックを割り当てた後、広告グループのアトリビューションを追加した場合でも、その時点までトラフィックは不明と表示されます。

トラッカーによってレベルは変更されない。

キャンペーンレベルのトラッカーが作成されると、この特定のトラッカーの名前を変更して広告グループのトラッカーに変更することはできません。この制限は、レポートを作成して、ダッシュボードにより迅速に表示させるために設計された最適化アルゴリズムによって課せられています。トラッカーのレベルを変えなければ、トラッカーの名前を自由に変更できます。

2.5大量のサブトラッカーの作成

すでに説明したように、キャンペーン構造パラメータの最善の使用例は、分析を目的としたものになります。したがって、有意義な規模のグループを常に作成しておく必要があります。ユーザーを大量の極めて細かいセグメントに分類してしまうと、データを分析に有効活用できなくなります。

このため、トラッカーに作成できるサブトラッカーの最大数を10000個に制限しています。例えば、特定のトラッカーに対して、10000個以上の異なるcreativeの値を設定できません。このガイドの解説に沿ってトラッカー構造を設計していれば、この制限に達する可能性はほとんどありません。

ただし、ユーザーIDや非常に階層が細かく定義されたパブリッシャーIDなどのデータを追加すると、制限に達する可能性があります。この場合、サブトラッカーは追加作成されることなく、制限に達した旨がただちに通知されます。

お使いのBIシステムにこのデータを送り込む必要がある場合は、いつでもクリックラベルを使用できます。

2.6AdjustのAPIアトリビューションパートナー用のトラッカー作成

AdjustのAPIアトリビューションパートナーへはトラッカーを生成する必要はありません。キャンペーンの運用と同時にトラッカーを生成するにはAdjustのパートナーとのAPI接続で十分です。各パートナーについての詳細は、スペシャルパートナーガイドをご覧ください。

AdjustのAPIアトリビューションパートナー

  • Facebook
  • Twitter
  • Youtube
  • Googleユニバーサルアプリ
  • Yahoo Japan
  • Snapchat
  • iAd

TVパートナー

  • Spoteffects
  • Wywy
  • MdotM TV
  • TV Squared
  • Adalyser

2.7クリックラベルを使用した、アトリビューション経由のデータ送信

Adjustでは、ユーザーをソースに帰属させることに加えて、送信したいあらゆるデータと特定のユーザーを結びつけることもできます。特に、あらゆるデータをクリックURLにクリックラベルとして追加して、このデータをコールバックやSDKでアクセスできるようにすることができます。

このようなデータを追加するには、単にデータを「label」パラメータとしてトラッカーURLに追加してください。値をハードコードするか広告サーバーや広告ネットワークのマクロを使用して、このパラメータを記述できます。対応する{label}プレースホルダを使えば、このパラメータに配したデータを、トラッカーURLで取得できます。このプレースホルダは、SDKでも使用する事ができます。

他のシステムでアクセスしたいユーザー固有のデータがある場合に、クリックラベルはとても便利です。

3複数のアプリ ストアに対応したクロスプラットフォーム トラッカー

複数のプラットフォーム上でアプリを展開している場合は、トラッカーも複数のプラットフォームに対応させたいと思うのは当然です。Adjustでは、複数のプラットフォームの間でトラッカーを活用するための代替案をいくつか用意しています。

Adjustは最初のクリックでユーザーのプラットフォームを自動的に検出し、ユーザーを適切なアプリ ストアに動的に移動させます。

Adjustで、プラットフォームごとに複数のアプリが設定されている場合は、ダッシュボードでトラッカーを2つ作成して、これらを組み合わせることができます。2番目のトラッカーのトラッカーIDをアンダースコアで区切って、もう一方のトラッカーの最後に追加します。

例えば、iOSとAndroid用にECアプリがあり、この両方をAdjustで設定しているとします。この場合、プラットフォームごとにトラッカーを1つ作成し、次のように、マルチプラットフォーム対応のトラッカー リンクを作成します:

トラッカー URL
iOSトラッカー https://app.adjust.com/abc123
Androidトラッカー https://app.adjust.com/def456
マルチプラットフォーム対応トラッカー https://app.adjust.com/abc123_def456

iPhoneやiPadなどで行われるクリックは、iTunes App Storeに転送され、iOSトラッカーで集計・表示されます。このプロセスは、Androidデバイスでも同様です。

パソコンや他のタイプのデバイスの場合、1番目に記述されているiOSトラッカーにリダイレクトされます。この順序を逆にして、これらのデバイスをGoogle Playに転送することもできます。ご自身のサイトなどの他の場所にこれらの他デバイスを送信したい場合は、次のセクションのフォールバック パラメータに関する説明をご参照ください。

既にアプリ自体をAdjustで複数のプラットフォームに対応させている場合、すべてのトラッカーがデフォルトで複数のプラットフォームに対応するため、設定を行う必要は一切ありません。アプリが複数のプラットフォームに対応しているかわからない場合は、対応していないものと考えられます。

4ユーザーのランディングページやアプリ内の場所へのリダイレクト

コンバージョンの追跡を続けながら、トラッカーを変更してアプリ ストア以外の場所にユーザーをリダイレクトすることができます。

カスタム リダイレクトを使えば、すべてのユーザーを特定のURLに移動できます。例えば、すべてのユーザーにアプリ ストアではなく、自分で作成したランディング ページからアプリをダウンロードさせたい場合は、以下のようにリダイレクト パラメータを設定できます。

https://app.adjust.com/abc123?redirect=http%3A%2F%2Fmylandingpage.com

これにより、ユーザーはmylandingpage.comに常に リダイレクトされます。

フォールバック パラメータを使えば、一致しないプラットフォームを使用しているユーザーを他の場所に移動させることができます。例えば、PCからのクリックをアプリ ストアではなく、自分のサイトにリダイレクトできます。デフォルトでは、これらユーザーはiTunesのランディングページに以下のようにリダイレクトされます。

https://app.adjust.com/abc123?fallback=http%3A%2F%2Fmylandingpage.com

これにより、トラッカーが示すアプリ ストアをデバイスがサポートしていない場合に限りユーザーがmylandingpage.comにリダイレクトされます。

マルチプラットフォーム対応トラッカー、ディープリンクとフォールバックのあるトラッカーを自由に組み合わせることができます。ただし、リダイレクトトラッカーはその他の設定よりも常に優先されます。

パラメータに含まれるすべてのURLはエンコードしてからパラメータとして入力する必要があります。

5iOS 10.3以上でのユーザーのリダイレクト

iOS 10.3のリリースと共に、AppleはユーザーにAppストアへのリダイレクトを手動選択させるポップアップウィンドウをSafariに導入しました。

popup

広告の環境やポップアップで選択された結果によっては、ユーザーは意図せず空白のページなどに足止めされてしまいます。ユーザーの遷移を理解するため、以下の表を作りました。

エンゲージメントの流れ

広告環境 ポップアップの選択 遷移先
Safari 開く Safari > Appストア
Safari以外 開く 広告環境 > Safari > Appストア
Safari キャンセル Safari > ユーザーは広告ページに残る
Safari以外 キャンセル 広告環境 > Safari > フォールバックランディングページ (あれば); Appストアへのリダイレクトのポップアップは自動では出ません (ポップアップウィンドウの表示方法については下記で解説しています)
Safari以外 キャンセル 広告環境 > Safari > Adjustのランディングページ (フォールバックが使われていない場合)

iOS 10.3未満では、すべてのユーザーはポップアップなしでAppストアへリダイレクトされますのでご注意ください。

フォールバックランディングページの設定

ユーザーをリダイレクトに誘導しユーザーエクスペリエンスを向上するために、Adjustはfallback_lpパラメータを開発しました。AdjustのトラッカーURLに付加されたfallback_lpパラメータを使って、Safari以外で起こったどんなクリックも任意のランディングページへリダイレクトすることができます。

手順

  1. フォールバックランディングページのURLを決め、エンコードしてください 例: https%3A%2F%2Fmyveryowncustomlandingpage.com
  2. AdjustトラッカーURLを選択してください 例: https://app.adjust.com/abc123
  3. fallback_lpパラメータにカスタムフォールバックを追加してください 例: https://app.adjust.com/abc123?fallback_lp=https%3A%2F%2Fmyveryowncustomlandingpage.com
  4. ユーザーがスムーズにリダイレクトされるようAdjustトラッカーURLを広告環境に実装してください

フォールバックランディングページへのポップアップウィンドウの実装

デフォルトでは、フォールバックランディングページは前述のポップアップウィンドウを開かず、そのままAppストアへリダイレクトさせます。フォールバックランディングページでポップアップウィンドウを表示させるには、ページに以下のJavascriptを実装し、https://itunes.apple.com/app/idxxxxxxxxxの部分をストアのURLで置き換えてください。

window.location.href = "https://itunes.apple.com/app/idxxxxxxxxx"

重要

  • fallback_lpredirectパラメータ以外のすべてのAdjustパラメータと互換性があります
  • Adjustの短いユニバーサルリンクをフォールバックランディングページに使うには、adjust_fallback_lpを追加してください

5.1プラットフォーム毎のリダイレクト

Adjustでは、ユーザーのプラットフォームに応じて特定の場所へリダイレクトさせるオプションを用意しています。以下のリダイレクトパラメータを使ってトラッキングリンク内でエンコードして設置してください。

  • redirect_ios
  • redirect_android
  • redirect_windows
  • redirect_windows-phone

これらを組み合わせて利用できます。redirect_ios=redirect=を使う場合、すべてのiOS端末はredirect_iosで指定された場所にリダイレクトされ、他のすべての端末は共通のredirect=で指定された場所へリダイレクトされます。

https://app.adjust.com/f0ob4r?redirect_ios=https%3A%2F%2FiOS_location.com%2Fapp%2Fyour-awesome-app&redirect=https%3A%2F%2Fcommon_location.com%2Fapp%2Fyour-awesome-app

5.2リダイレクトへの動的データの追加

プレースホルダを使って、ユーザーに転送される前にリダイレクトURLにデータを挿入することができます。これはUTMトラッキングデータを入れてウェブサイトへリダイレクトさせる場合や、Adjustからのソースデータを使うシステムへリダイレクトさせる場合に便利です。

注意: リダイレクトURLに追加するプレースホルダを、波括弧({ })を含め必ずエンコードしてください。例えば、{campaign_name}%7Bcampaign_name%7Dとなります。

プレースホルダ 説明
{reftag} ユーザー毎、アプリ毎にユニークなリファレンスタグ
{is_organic} ユーザーがオーガニックの場合、1
{idfa} 広告用iOS ID
{android_id} Android ID
{gps_adid} Google Playストア広告ID
{win_adid} Windows広告ID
`{fire_adid} Amazon Fire 広告ID
{mac_sha1} SHA1変換のMAC、大文字、コロンを含む
{mac_md5} MD5変換のMAC大文字、コロンを含む
{tracker_name} Adjustからのトラッカー名
{network_name} ネットワークレベルのトラッカー名
{campaign_name} キャンペーン名
{adgroup_name} アドグループ名
{creative_name} クリエイティブ名

6フォールバッククリックを利用したアトリビューションファネルの拡張

モバイルのマーケティング業界では、最新クリックのアトリビューションがアプリストア以前の最終エンゲージメントの特定に最適な時、代わりのリダイレクト先のトラッキングがより難しくなると考えられているでしょう。

例えば、ウェブサイトにトラッカーを設置し、すべてのユーザーがモバイルのウェブページにアトリビュートされたと仮定します。それでも、トラッカーがなければオーガニック経由でウェブページを訪れたユーザーを特定することはできません。

Adjustのfallback_clickを使うと、どちらの場合においても最適な分析ができるようになります。URLにフォールバッククリックパラメータはを追加すれば、ユーザーがAdjustでオーガニックに分類される前のアトリビューションの最終層を作成できます。ユーザーが他のどんな方法を使っても他のトラッカーにアトリビュートできない場合は、ユーザーはフォールバッククリックにアトリビュートされます。

アトリビューションファネルでこのロジックを使うには、以下のようにトラッカーURLにengagement_type=fallback_clickを追加してください。

https://app.adjust.com/abc123?engagement_type=fallback_click

7ディープリンク

ディープリンクはユーザーをアプリに直接移動させるために使用できます。トラッカーURLにディープリンクを追加して、アプリがインストールされている状態かどうかをAdjustにテストさせ、ユーザーを条件付きでアプリに転送することができます。

deep_linkパラメータを使用して、ディープリンクのURLを指定できます。

カスタムURLスキームが「myapp://」である場合は、以下のようなトラッカーを使用できます。

https://app.adjust.com/abc123?deep_link=myapp%3A%2F%2F

これにより、ユーザーがアプリをインストールしている場合は、ユーザーはアプリに即時にリダイレクトされます。アプリがインストールされていなければ、アプリ ストアにリダイレクトされます。

8サードパーティアプリストアのトラッキング

Androidでは、Google Playストアに限らず複数の異なるアプリストアを介してアプリの配信が可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

9ユーザー参照とシェアのトラッキング

アプリでユーザーが他のユーザーをアプリに誘ったり、参照を送ることができます。その場合、招待されたユーザーが獲得後にどのような挙動をしたか、招待を受け取った後どのくらいのユーザーが流入してきたかを知ることは重要です。

  • “招待を送る”イベントを使ってどのくらいのユーザーが参照を_送った_かをトラッキング

これを使うと、異なるユーザーのセグメントがどのくらいの頻度で友達招待をしたかを調べることもできます。これはパフォーマンスを知る上での重要な数値となり得ます。

  • _招待された_ユーザーの獲得後の挙動をトラッキング

トラッカーを1つあるいはいくつか作成することで実現できます。作成したトラッカーリンクを招待に使用してください。招待されたユーザーはトラッカーを通して送られ、Adjustは”招待されたユーザー”に対してセグメントを生成します。

  • 招待から流入した特定のユーザーと、その招待を送ったユーザーをトラッキング

2つ目の例のようにトラッカーURLを使い、招待を送ったユーザーのIDをクリックラベルとして追加してください。インストールコールバックを受診するか、もしくはデリゲートコールバックを介してオリジナルの参照ユーザーをリクエストできます。これを使うとどのユーザーがどのユーザーを招待したかをトラッキングすることができ、さらに他のマッチングロジックを実装することなくリアルタイムで報酬を付与することができます。

詳しくはコールバックガイドをご覧ください。

10Adjustトラッカーウィザード

Adjustトラッカーウィザードはネットワーク個別のトラッキングURLを生成する簡単な方法を提供します。トラッカーウィザードはネットワークとトラッカーとのリンクを可能とし、このトラッカーはネットワークに必要とされるキャンペーン構造と関連するプレースホルダ、マクロを格納します。

トラッキングURLはAdjustのダッシュボード上で簡単に生成できます。

  1. トラッキングURLを新規生成したいアプリの設定をクリックしてください。
  2. トラッカーをクリックし、新規トラッカーを選択するとAdjustのトラッカーウィザードが開きます。
  3. トラッカーの名称を入力し、ドロップダウンリストよりネットワークとのリンクを選択、このトラッカーを連携させるネットワークを選択してください。
  4. ここでキャンペーン構造の編集と追加パラメータの選択ができます。追加できるパラメータはlabelDeeplinkRedirectFallbackなどです。
  5. これらの編集が完了したら、保存をクリックし作成するで生成してください。
  6. カスタマイズされたネットワーク個別のトラッカーURLがクリックとインプレッションに表示されます。
  7. このトラッカーURLをコピーして、それぞれのネットワークでお使いください。


注意

  • これらのトラッキングURLは更に細かく設定できます。トラッカーの横の設定ボタンから、編集をクリックしてください。編集が完了したら、適用するをクリックし、保存してください。新しいトラッキングURLが生成されますので、コピーしてお使いください。

  • トラッキングURLは、ネットワーク階層とキャンペーン階層の両方のトラッキングURLのネットワークとリンクできます。

  • ネットワークがキャンペーン階層のトラッカーとリンクされている場合、ネットワーク階層のトラッカーは別のネットワークとはリンクできません。逆も同様です。

11ストアとプレインストールのトラッカーツール

Adjustは様々なAPKファイルの中のトラッカートークンを設定するためのツールと用意しています。これを使うと、様々なアプリストアと同様にプレインストールのキャンペーンをトラックすることができます。

ストアとプレインストールのトラッカーツールについて、詳細はこちらをご覧ください。